縄文遺跡周辺の気配

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青森県の三内丸山遺跡と風張遺跡

私は3年前に青森県の三内丸山遺跡と八戸市の風張遺跡に行く機会がありました。
複数人で行き、遺跡の中も外も巡りました。
土地の気配はイヤシロチだと感じました。

弥盛地(イヤシロチ)と氣枯地(ケカレチ)というのは古神道の概念で、生命エネルギーをそこにいる生命体に与える土地か奪う土地かで分類分けしているようです。

縄文人たちは素足で地面を踏んで生活し、自然の中の自分自身を自覚して生きていたからか、感覚が現代人と比べて非常に鋭敏で、風の感じで雨が降ったり嵐が来たりすることを予測していたようです。
裸足で大地に触れる、というのが個人的に感覚を鋭敏にするキモなのではないかと予想しています。

家電製品を住まいに設置してそれから発生する電磁波を毎日浴びて生活している現代人である私ですが、生まれつき第六感的な感覚は敏感な方として生まれているようで、縄文時代や江戸時代の人々のようにはいきませんが多少は不可視のエネルギー的なものに対して敏感な感覚を持っています。

そんな感じの私ですが、青森県の二つの縄文遺跡とその周辺の土地に行ったとき、その土地の気配はどちらも弥盛地(イヤシロチ)と感じました。
縄文人たちの鋭敏な感覚でイヤシロを見極めてそこに集落を作ったのだと思われます。

三内丸山遺跡の方は縄文中期の大集落で規模的には最大規模だそうです。

これらは全て三内丸山遺跡ですが、集落があったとされる場所の周辺の山々の配置が、ちょうど集落があった場所に山々からのエネルギーが集中するような配置になっていると一緒に行った人々の中の一人が私に語り、私も同様に感じました。

↓風張遺跡

風張遺跡は遺跡そのものの跡地というより博物館になっており、その場所から出土した土器や土偶が展示されていました。
場所の気配は三内丸山遺跡に比べて静かで陰陽であれば陰が強く出ている感じで、人の心を落ち着かせて冷静にする力のある土地に感じました。

風張遺跡には国宝の合掌土偶も展示されています。

私は詳しくはありませんが、縄文土器の模様には霊的な意味がそれぞれあるとのことです。
そういう研究をしている人も、ちらほらいるようです。

アメリカインディアン、南米のインディオ、ハワイやポリネシア文化の原住民、日本のアイヌ、それらの文化の類似性の根源は縄文時代にあるのではないかと個人的に感じています。
全ての文化の発祥は日本、と唱える説もありますよね。

キルギス、ヘブライ、ペルシャなどの人々が縄文期の日本には来ていて人種的に交流していたともされていて、日本人とイスラエル人(ヘブライ人)は同祖であると説く同祖論も存在しています。
ユダヤ教を信仰するようになったヘブライ人をユダヤ人と呼ぶようになりましたので、一般的に日ユ同祖論(日本人とユダヤ人は同祖とする説)と言われています。

青森県はその同祖論に関してもゆかりの地が多々あるのでとても研究しがいのある土地と思います。

約3年前の旅でしたが、有意義な旅となりました。

加地

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